第一コラムラボ

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【金融教育】高校の先生必見!身につけるべき金融リテラシーって?金融広報中央委員会さんに聞いてみた!

日本銀行本店

 

はじめに あれから1年、教育現場はどうなっている?

ある日の第一学習社にて・・・

お久しぶりです

久しぶりだね

そういえば、広島銀行さんに取材させていただいた「家庭科の金融教育」の記事からもう1年も経つんですね、、、

columnlab.net

早いねえ。あれから金融教育を取り巻く環境はどうなったんだろう?

金融教育のスペシャリストにお話をお聞きしたいですね…

そこで、金融広報中央委員会さんにお願いし、取材をご快諾いただきました。(取材をご快諾いただき、ありがとうございました。)

金融広報中央委員会って?

取材に行く前に少しだけ。

金融広報中央委員会という名前を聞いたことがある人はどのくらいいらっしゃいますでしょうか。

金融広報中央委員会(愛称:知るぽると)は、都道府県金融広報委員会、政府、日本銀行、地方公共団体、民間団体等と協力して、中立・公正な立場から、暮らしに身近な金融に関する幅広い広報活動をおこなっている組織です。

知るぽるとについて|知るぽると

www.shiruporuto.jp

 

この記事を通して少しでも金融広報中央委員会様の取り組みが伝わるとうれしいです!

「知るぽると」イメージキャラクター矢口家



そうだ,金融広報中央委員会さんに聞こう!

5月某日,オンラインにて金融広報中央委員会の河合真児様に取材させていただきました。

金融広報中央委員会 河合真児様

本日はお忙しい中、貴重なお時間を割いていただき本当にありがとうございます。

金融広報中央委員会の河合と申します。よろしくお願いします。

 

金融広報中央委員会様の取り組みについて

金融広報中央委員会という組織について教えてください。

2001年に現在の組織名に改称され、自立した消費者の支援と学校における金融教育の普及を目的として活動しています。委員会の事務局は日本銀行情報サービス局にあります。

河合様:当初は、貯蓄を通じたインフレの終息や、戦後復興のための資本蓄積を目的としていました。

時代を経るにしたがって組織の目的は変わってきていますが、この委員会の枠組み自体は1952年からあって、2022年に70周年を迎え、今年で72年になっています。

 

金融広報中央委員会様が取り組まれている金融教育について教えてください。

都道府県にも、金融広報委員会があって、そことも連携して、全国レベルで中立公平な立場から金融広報活動をおこなっています。

河合様:たとえば、セミナーや講座・イベントを開催したり、教材や刊行物の発行、SNSやホームページでの情報発信、活動のベースとなる調査などもやっています。

コラムラボ:さまざまな活動をされているんですね。

 

河合様:はい。また、提供している教材の1つに、高校生向けの「これであなたもひとり立ち」というものがあります。生徒が使うものと、指導者用の指導書もあって、ワーク形式で学ぶことができます。

これであなたもひとり立ち|知るぽると

www.shiruporuto.jp

 

河合様:「人生にかかるお金、資産形成の視点」などのワークが合計16個あります。指導書も、相当細かく書いてあって、先生がそのまま読み上げれば授業ができるぐらいの内容になっていますので、ぜひ活用してください。

また、先生方の「学習指導例」を、ホームページに載せて情報提供しています。

金融教育の実践事例を探す|知るぽると

www.shiruporuto.jp

 

河合様:たとえば、SDGsと入れて検索すると、さまざまな学習指導例が出てきます。

 

河合様:こちらも、ぜひ、ご活用いただければと思っています。

 

金融広報中央委員会様がキーワードとして挙げられている「金融リテラシー」について詳しく教えてください。

「金融リテラシー」を非常に簡単にいうときには、「金融に関する知識と判断力」と説明しています。

河合様:究極的には、個人のFinancial Well-beingを実現するための、金融に関する知識、技能、態度、行動の総体です。

金融教育は、知識を身につけるだけではなくて、それをいかに使って、数多くの選択肢のなかから自分に最適なものを考え、選択していくことができるか、そういう能力を身につけることを目的としています。

 

河合様:そのためには、まずは「家計管理」がある。家計を黒字にしたりするなかで、やや長い目で見た「※生活設計」について、長期的に考えることができる。

※家を建てる、学校に行く、というような、いわゆるライフイベント

それにあたっては、当然ながら、そのときどきの「金融経済の理解」があって、ローンを組まなければいけない局面や、資産形成をするという局面において、自分のライフスタイルに合った「金融商品を選択」できる。

かつ、それをうまく実施するために「外部の知見を活用」できる。これらが1つの大きな枠組みになっています。

コラムラボ:なるほど。

河合様:金融教育を通じて身につけるべきリテラシーというのは、今話題になっている資産形成について学ぶだけのものではなく、お金に関わる一連の行動、家計管理、生活設計、かつ金融経済の理解まで含めて考えることが重要です。 

さらにそれを具体的に年齢層別に示したものとして、金融リテラシー・マップというものがあります。

(参考リンク)金融リテラシー・マップ 

https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/literacy/pdf/map202306.pdf

 

河合様:それぞれの分野について、小中学生から高齢者まで、何を身につけなければいけないかというのを体系的に整理したものです。

コラムラボ:これはまとまっていて非常に便利ですね。

貴重な機会に、みんな真剣です。

 

若い世代の金融リテラシーはどうなっている?

金融広報中央委員会様が実施している、「15歳のお金とくらしに関する知識・行動調査」についてお伺いしました。

若い世代の金融リテラシーの調査はされているのでしょうか?

これまでは、18歳から79歳を対象に3年おきに実施していたのですが、若いひとたちの金融リテラシーの状況を把握する必要があるということで、2023年に若年層を対象に調査を実施しました。

調査結果 ─ 15歳のお金とくらしに関する知識・行動調査(2023年)|知るぽると

www.shiruporuto.jp

 

河合様:15歳を対象としたのは、義務教育を終えた段階の人たちのリテラシーがどこまであるかを確認したかったからです。

中学校でお金について学んだという人は5割でした。以前の成人を対象とした調査では7.1%でしたので、学習指導要領の改訂というものがしっかり受け止められて、先生方が金融教育に取り組まれているということが、この調査結果からわかりますね。

 

河合様:個別に見ていくと、「物価」や「リスクとリターン」、「複利の基本」というところは、まだ理解が十分でないということがわかりました。

 

 

河合様:特に、長い間物価が上昇しない、金利が0の時代というのが転換期にあるなかで、「物価」の授業というのは、もうちょっとしっかりやった方がいいと思います。

また、資産形成を学ぶうえで、「リスクとリターン」はすごく大事なことだと思いますね。

コラムラボ:つまりどういうことでしょうか?

河合様:端的にいってしまうと、ローリスクでハイリターンというものは世のなかに存在しないわけです。

おいしい話はこの世に存在しないということを、まずしっかり理解するというのは、資産形成の基本でもあり、トラブルにあわない基本ですね。こういうところはしっかりツボを押さえて授業をしていただきたいですね。

コラムラボ:肝に銘じておきたいです…

河合様:あとは「成年年齢引き下げ」について、15歳は9割以上が知っているのですが、「契約の基本」に関する知識については、しっかり理解されていなかったことがわかりました。

 

河合様:そもそも口約束でも契約になるんだよというようなことをしっかり教えていくことが重要だと思います。分布を見ると、スコアのいい人と悪い人の差がすごく激しい。

中学校段階で、こういう差ができるだけ出ないように、しっかりボトムアップをはかっていかなきゃいけないということも、この調査結果からわかりました。

コラムラボ:成年年齢引き下げについては、家庭科や公民でも重要な課題になっていますね。

河合様:もう1つ、「中学校の授業で学んだこと」と「教えてほしいと思っていること」の差を見ると、たとえば「環境問題」「SDGs」や「景気変動」「経済政策」は十分学んだと答えた人が多かったです。

一方で、「将来の働き方」や「資金計画」「金融商品の特徴」「キャッシュレス決済」については、「教えてほしい」の方が上まわる結果となりました。

 

 

コラムラボ:なぜそのようなことに?

河合様:社会科系(マクロについての教育)については学校でしっかりやっているけれども、家庭科系(ミクロについての教育)の方がやや手薄になっていることが見てとれます。

子どもたちもどうやら、ミクロがとても大事だな、もっと教えてほしいと思っているのかもしれません。

中学校段階では、受験が控えていることもあって、どうしても受験科目である社会(公民)に時間を割いてしまいがちかもしれませんが、長い目で見たときに、ミクロの方の教育もしっかりやっていくことは、重要だと思います。

 

家庭科の先生からの質問

事前に高校現場の家庭科の先生から質問を募集し、お答えいただきました。

 

質問1

なぜ、高校生から金融教育が必要なのでしょうか。

一言でいうと、経済環境が激しく変わっているということだと思います。

河合様:高齢化、人生100年時代、社会のデジタル化。地球温暖化、脱炭素についても配慮しなきゃいけない、あとは多様性への考え方などですよね。

いろんな価値観のもとで、いろいろな人を受け入れながら生活をする時代ということです。こういった変化が非常に激しく起こっているなかで、今の若い人たちは、難しい局面で、いろいろなことを考え、判断しながら生きていかなくてはならない時代ということなのです。

そういうなかで、社会生活をおこなううえで切り離すことのできないお金については、逃げずにしっかり考える必要があるよね、ということだと思います。

 

 

コラムラボ:私達を含め大変な時代を生きていかなくてはならないんですね。

河合様:そうなんです。よく大学生に、「あなたのお父さんはおじいさんを真似して生きてきたかもしれないけど、あなたたちはお父さんを手本にできない、そういう時代を生きている」ということを話します。

それだけ難しい時代を今の若い人たちは生きている。さらにいうと、成人年齢引き下げもあったわけですが、少子高齢化のなかで、若い人たちはできるだけ早く社会に参画することが求められる。

選挙権の年齢が引き下がったように、それだけ世のなかとの接点が若いうちから深まっていて、今まで高校生で習っていたようなことを中学生で考えなきゃいけない、金融教育も、どんどん若いうちからやっていかなきゃいけないねという雰囲気にはなってきてるんじゃないかと思います。

 

質問2

ネットで何でも情報が手に入る時代に、家庭科で金融教育を学ぶ意義は何でしょうか。

今、教育全般で、「知識」という部分ではAIでカバーされる傾向が強まっていると思うのですが、そのなかで、まさに「リテラシー」ですよね。

河合様:いろいろな局面に直面したときの判断力や思考力を、金融教育を通じて学んでほしい。人生におけるいろいろなターニングポイントで、しっかりした判断をできる教育をめざしているっていうことですね。

 

質問3

シンプルに、高校生に最も身につけてほしい知識は何でしょうか。

資産形成でいうと、やはり「リスクとリターン」ですよね。おいしい話というのはこの世にないんです。

河合様:あなただけ、今だけ、絶対もうかる、そういうものは、直感的にこの世のなかにないということをよく理解することは大事だと思います。

コラムラボ:グサッ うぅ・・・一発逆転がしたい。

河合様:もう1ついうと、「長期、積立、分散」ですね。

ある程度リスクを取りながら資産形成しなきゃいけないという局面もあり得るわけですけど、そのリスクを軽減する方法として、投資先を分散する。「長期、積立、分散」を、投資初心者の方にはよくいいます。

そういうことの大切さをまずはシンプルに理解してほしいなという気持ちです。

 

質問4

家庭科でも金融教育が取りあげられるようになったなかで、公民の金融教育でおさえておきたい点があれば教えてください。

家庭科をミクロに、公民科をマクロにし、これが合わさって理解されるということが重要であると思います。

河合様:公民科の金融教育でも、資産形成だけではなくて、社会のなかで資金が循環するという視点もちゃんと持ってなきゃいけないですよね。

 

コラムラボ:具体的にはどういうことでしょうか。

河合様:たとえば物価の話でいうと、マクロ経済としてどういう状況になれば物価が上がるのかということは当然公民科で教えていくわけですが、物価が上がったときに、それが家計管理やライフプラン、自分の資産形成に、どういう影響を与えているのかというところまで一気通貫で子どもに教えていくことは重要です。

今、教科間連携ということがいわれていますが、ぜひそこは子どもたちの頭のなかでつながるような教育を考えていただきたいと思います。

 

質問5

家庭科の教員には、株式や投資の経験がないものも多く、勉強する時間の余裕もあまりないのですが、教員の不安を少しでも払拭するためのアドバイスをいただけるとありがたいです。

教員の方の不安を少しでも払拭できるという意味では、我々も含めて外部の人たちに助けを求めてほしいと思います。

河合様:私たちは、できるだけ先生方の助けになりたいということで、教材を用意したり、学習指導例を紹介したりしていますので、ぜひ我々のような立場のものを利用していただきたいです。

実は、 先生向けのセミナーというのもやっておりまして、対面でもやっているんですが、5月20日から展開している教員セミナーは動画で提供しています。

  2024年度 先生のための金融教育セミナー|知るぽると

www.shiruporuto.jp

 

河合様:現場の先生や、金融教育の専門家に、大体15分ぐらいで動画を撮影してもらって、知るぽるとのホームページからご覧いただけるようにしておりますので、ぜひ見てもらえればと思います。

コラムラボ:大変心強い味方ですね!

 

質問6

どうしても教室に30人、40人と生徒がいると、家庭の状況が違うケースも多く、金融教育に関して、一律の指導が難しいです。そういった状況でどのように指導したらよいのでしょうか。

金融のシミュレーションの際や、ライフイベントを考える際に工夫されている先生もいらっしゃるようです。

河合様:これは結構よく聞く話で、先生のご苦労もいろいろあると思います。

たとえば金融のシミュレーションをするときに「私のつくったシミュレーションはこうです」と発表させないとか、あるいは架空の人のライフイベントを考えるといった工夫をしながら、うまくそういう問題を回避されている先生もいらっしゃるようです。

 

質問7

株式について、株を購入することはその企業を応援するという意味合いを持つということを授業で伝えてよいでしょうか。

情緒的に「応援する」ということ自体が、資産形成上あまり好ましくないこともあります。

河合様:この会社のお菓子が好きだから応援したいということで株式を買うということはあるかもしれませんが、その会社が、おいしいケーキをつくろうとするがゆえに、手づくりすぎて、実は生産性が悪く、収益が低くて、もしかしたら倒産してしまうような会社である可能性もあるわけですよね。

だから、情緒的に応援するということ自体が、資産形成上あまり好ましくないということもあります。

コラムラボ:なるほど…。

河合様:第一学習社さんは、広島の会社と聞いています、カープにたとえてみましょうか。

コラムラボ:カープでたとえる。

身構える鯉党多め社員たち

河合様:往年のカープファンは、強いときだけではなく、その前の長い暗黒時代も、変わらず応援していたはずです。この場合の「応援する」というのは、その企業を長期的にいいときも悪いときも支える覚悟があるということなんですよね。

つまり、長期的にその企業の成長性などを信じて投資をするには、その企業について勉強をして、理解することが前提になる。

一過性のなんとなく「これいいね」というノリで応援するのは、資産形成をするうえでは望ましくないですよね。

繰り返しになりますが、我々としては、「長期、積立、分散」を投資の初心者にはすすめます。1社の株を買うということは、もしその会社が倒産したらそれでおしまい。大幅なロスが出てしまうことになります。

それなりの覚悟と勉強が必要ですので、これを授業で伝えるときには、その前提条件をしっかり説明する必要があるという風に思います。

コラムラボ:大変勉強になりました。

 

質問8

生徒の学びを深めるために、社会と家庭科で協力できそうな授業の展開例はありますか。また、社会に限らず他教科とでも、実践している例をご存じでしたら教えてください。

さきほど紹介した「学習指導例」や、我々が一昨年度開催した、※学習指導実践報告コンクールなどを参考にしていただくといいかもしれません。

※先生による金融教育の実践報告を表彰するコンクール

第19回金融教育に関する実践報告コンクール(2022年)|知るぽると

www.shiruporuto.jp

 

河合様:優秀賞に輝いたのは、商業科で英語の先生がされた授業です。

社会保障の授業で、英語の先生がアメリカの学生さんに協力してもらって、アメリカの社会保険制度について語ってもらい、日本と比較しながら授業を展開した実践報告です。

他教科との連携というのは、何か決まりがあるというものではありません。

理科の先生と連携して、環境とお金の話をあわせてする、というのもあるかと思います。

たとえば公民科の授業で、マクロ経済(物価が上がるメカニズム)についての説明を公民の先生がした最後に、「家庭科の〇〇先生が次に、金融商品の選択の話をするということを聞いているけど、今日の物価の話とその金融商品の選択っていうのは、実はつながってるんですよ」という一言を加えるだけでも全然違うんじゃないかなと思います。

コラムラボ:なるほど。公民科と家庭科の先生が必ずしも、同じ教壇に立つ必要もないんですね。

河合様:そう思います。先生はお忙しいと思うので、がっつり手を組むというやり方だけでなく、生徒の頭のなかの思考回路をブリッジするようなヒントや仕掛けをいろんなところに埋め込んでいくっていうのも1つのやり方なんじゃないかなと思いますね。

 

さいごに

取材の様子

最後に、家庭科の先生や生徒さんに向けてメッセージをお願いします。

まず、金融教育をやるということについて、すごく負担に感じられている家庭科の先生がいらっしゃると思います。

河合様:講師を派遣してほしい、とかよい教材はないか、などと悩んでいる先生には、ぜひ我々のような組織(8月からは金融経済教育推進機構になります)を頼ってほしいなと思うんです。

あともう1つ、金融教育ってバーンと何か大々的にやろうと思ってしまいがちですが、さきほどのように、公民科の先生が教えていることを確認しながら、その次の家庭科で教えることにつながるような仕掛けを考えるということだと思います。

たとえば家庭科の実習でカレーライスをつくるときに、ジャガイモと肉とにんじんを買う方法として、クレジットカードの機能やキャッシュレスの話を説明する。

今やっていることの隙間に、お金的な要素を「すき込んで」いくといいと思います。

そういうことを通じてでも、子どもたちのリテラシーって上がっていくと思うんですね。

何か大きな仕掛けをして大きな金融教育をやるのもあるかもしれませんが、無理をして何もしないぐらいだったら、そういう小さな仕掛けを少しずつ埋め込む、そういう工夫があってもいいんじゃないかと思っています。

 

今日は貴重なお話をありがとうございました!

大変勉強になりました!

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

実際に教材提供や、講演会、先生方とお話をするなかで河合様が日々感じられているリアルなお話をお聞きすることができました。

今やっていることのなかに、生徒がリテラシーを向上できるような仕掛けを少しずつ埋め込んでいくことがとても大切なことだと気づかされました。

そのなかで、金融広報中央委員会様のような外部の組織を頼ることも重要なんですね。

ぜひ、金融広報中央委員会様のコンテンツをご利用ください!!

 

暮らしに役立つ身近なお金の知恵・知識情報サイト ─ 知るぽると:金融広報中央委員会

www.shiruporuto.jp

 

また、金融広報中央委員会の機能は、2024年8月にJ-FLEC(金融経済教育推進機構)に移管・承継されます。

J-FLEC 金融経済教育推進機構

www.j-flec.go.jp

J-FLECは官民が一体となって金融経済教育のさらなる充実を目指しているとうかがいました!J-FLECの活動にも注目していきたいですね。

 

🌸この度取材にご協力いただきました金融広報中央委員会 河合様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

本記事のスライド画像は全て、インタビュー当日のものを許諾の元で掲載しています。無断転載はご遠慮ください。